新・やる気伝道師日記

HFS⑨コラム 「声を出す!」

BY:出路 雅明
2014年08月31日
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本日は「ヒューマンフォーラム新聞」9号のコラムの紹介です。

今年の全国行脚セミナーにおいての目的の一つが

“みなさんに少しでも多くの声を出していただく”ってことでした。

結果的にムチャクチャ多くの意見やアイデアをいただき

本当に感謝しています。 ありがとうございました。

今回のコラムでは「声を出す」ことの大切さについて書きました。

 

「声を出す 」

  ヒューマンフォーラムの素晴らしき仲間のみなさん、いつもお仕事ガンバっていただき、ありがとうございます!また2014年度の「心と技の全国行脚セミナー」も無事に終了することができたこと、本当に感謝しています。  今回の全国行脚では「みなさんに声を出してもらう!」ってことを大きなテーマにしていました。そしてその願どおり多くの声を出してもらえた全国行脚になったと感じています。今回のコラムでは、なんで「声を出す!」ってことを大切に考えているかについて書かせていただきます。

 今回、全国行脚で最もお伝えしたかったのは「一人一人が自ら仕事(価値)を創り、自ら働き方を創り、それぞれの人生を自ら創っていってほしい!」って想いでした。またそれは「アイデアブレスト」のキーワード「常に考え・即動く」にも同じ想いが込められています。それは、みなさん一人一人に、自分の想いや考え(意思)を持って、自ら考えて、自ら動いて生きていっていただきたいという願いです。こんなふうに自ら仕事を創り、自らの人生を創っていくための第一歩を踏み出す行為が「声を出す」ってことだと思うのです。「声を出す」には、まず自分の想いや考え(意思)を持っていることが重要です。だからまずは想いや考え(意思)を持つってことから書かせていただきます。

 誰でも知らぬ間に「それが当たり前」って思い込んでいることや、「そうに決まっている」って決めつけていることっていっぱいあると思うのです。

 例えば仕事の進め方なんかもそうですが、ずーっと続けてきたからって何の疑問も持たずに決めつけていることって多いと思うのです。ここで問題になってくるのが〝何の疑問も持たずに〟ってことです。何の疑問も持たずにということは、そこに自分の想いや考え(意思)を持っていないってことになると思うのです。そこで大切になってくるのが「なんで?」「どうして?」って疑問を持つことです。いつでも、どんなことにでも「なんで?」「どうして?」って疑問を持つことは、自分の想いや考え(意思)を持つことの第一歩になると思うのです。

 また仮に多少の疑問を感じていたとしても何となく言いづらかったりして声を出さずにいると、それが当たり前に変わって疑問が消えてしまうこともあります。こんな場合は「なんで?」「どうして?」って疑問を声に出すことがスゴく大切になってくると感じます。「なんで?」「どうして?」って疑問を声に出すことによって仕事・働き方・生き方に自分の想いや考え(意思)が入りはじめると思うからです。声を出すことで疑問が解決し納得することもあるでしょう。でも場合によっては疑問が消えずに対話し続けなければならないこともあるでしょう。しかしどちらにしても自分の想いや考え(意思)を持つことを大切にしていることは確かです。そんなふうに「なんで?」「どうして?」って疑問を持つこと、それを声に出していくことは、自分の想いや考え(意思)を育てていくことになると思うのです。まずは会社やいろんな人の想いや考え(意思)をしっかり受け止めること、それに対しての自分の想いや考え(意思)を持つこと、そして勇気を持って声に出してみること、最後に腹落ちするまで考え抜くことで想いや考え(意思)がより強く育まれていくのだと感じます。

 そんなふうに自らの想いや考え(意思)を強く育てていくことで、人は自ら仕事(価値)を創り、自ら働き方を創り、それぞれの人生を自ら創っていくのだと思います。だからまずは、いろんなことに「なんで?」「どうして?」って疑問を持てること、そして勇気を出してそれを声に出していくことからはじまって、一人一人が「どうしたらいいんだろう?」って自らガンガン考えはじめ、「こうすればいいんじゃない!」って自らドンドン動いていただけることを強く願っています。

 今はまだまだ声に出しにくいことも多いと思いますが、全員が少しずつ「なんで?」「どうして?」って気軽に声を出してもいいんだって思える会社にしていきたいと強く願っています。これからもアイデアブレストなどにて一人一人の声に耳を傾けると共に自分自身が声を出していく一人として仕事をしていきたいと感じています。今後とも互いに声を出し合い、自ら仕事(価値)を創り、自ら働き方を創り、それぞれの人生を自ら創っていけますこと願っております。

 ありがとうございます!